鉄道車両の制作
ここでは、Cities:Skylinesで走らせることのできる鉄道車両の制作を行っていきます。
この記事では、モデリング・アセットの作成などは一通り行ったことがある前提で解説を行っていきますので、若干上級者向けです。 全体を読むことで流れは理解できるように書いているつもりですが、基本的な操作などが省略されている場合があるので、その際にはBlenderの基本操作などの記事を確認することをおすすめします。
制作の流れ
まず、Cities:Skylinesの車両を制作するための大まかな流れは以下のとおりです。
- 資料を集める
- 車両をBlenderなどで1両ずつモデリングする
- モデリングした車両をC:Sで読み込み、1両ずつアセットとして保存
- 保存したアセットを読み込み、各車両をつなげて1つの編成にして保存
- ワークショップで公開する
以上のような手順になります。
ゲーム内で設定すべきものとゲーム外で用意すべきもの
上記の手順からわかるように、今回の制作で必要なものは車両の3Dモデルのみです。 整理するため、以下のとおりまとめておきます。
ゲーム外で用意すべきもの
- 車両のモデルデータ(.fbx形式、1車両ごと)
パンタグラフ、台車などはすべて一体となって.fbx形式で用意されている必要があります(原則)。
上級者向け解説
ParkLife以降、サブメッシュの設定により車両アセットに.fbxの追加メッシュを読み込むことができるようになりました。 サブメッシュにはフラグを設定することができるため、例えば「駅にいるときのみ出現するメッシュ」のような設定が可能になります。応用することで、ドアの開閉などを再現することが可能です。
ゲーム内で設定すべきもの
- 車両のヘッドライトの光・テールライトの光
- 車両の加速度・減速度・最高速度
- ドアの位置、乗車できる人員
項目の解説
細かくなるのでページ別にしています。
- 資料を集める
- 車両のモデリング
- 車両をC:Sにインポートする
- 車両アセットを編成にする
- ワークショップで公開する